社長に上申書を出したら,社長の名前を一字間違えててクビになるようなものかな(全然違うって(^_^;)。
著名なサイトのURLのタイプミスを利用し,ポップアップで広告を表示したり,またはそのウインドウの後ろに捨て広告を掲載したり,本物のサイトに誘導して紹介料を得たりする企業がある。今に始まったことではないが,タイプミス無断利用を事業運営の一部としているある会社は,1日に20万ページビューを獲得しているという。また,ドメイン取得に別の名前の会社を利用するなど狡猾さもなかなかだ。
↑とはちっょと違うがタイプミスではこんな騒ぎもあった。ネットワークドック社なるところがウェブサイトの改竄を自動的に関知し,修復するというソフトを開発し,そのソフトの宣伝も兼ねて,このサイトを改竄しろや,したら100万円やるわ,というクラックコンテストを開催した(読売新聞の記事)。だがそのクラックしてみろやというサイトのURL「www.crackcontest.com」を「www.crack-contest.com」と間違えてリリースを出してしまった(読売新聞も間違いの方を掲載している)。結果的にコンテストは成功者なしで終了するのだが,とある人物がまだ取得されていなかった「www.crack-contest.com」のドメインを取得。ページを開設し,改竄,賞金よこさんかいとなった。ネットワークドック社は当然拒否するわけだが,そしたら「www.crack-contest.com」のドメインをヤフーオークションにかけたりして,騒ぎがさらに拡大。まっ,意気がったURLのタイプミスの代償としての100万円なら,バカにつける薬としてはちょうどいいような気もしますがね;-P。
「窓の外はずっと雨,冷蔵庫にはしなびたトリュフ,目覚ましに浴びたシャワーでやけど,お気に入りの傘はタクシーの中,仕事はキャンセル,君が投げた電話機は壊れたままで,受話器を取ればみんな間違い電話ばかり」。サイトにアクセスすればタイプミスで,ポップアップ広告が次から次と…。ついてない日はこんなもの。明日の天気予報もまた,雨。
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